2021/01/31 00:35

宮城県塩釜市浦戸寒風沢の外川屋の女将 栄子さんから送っていただいた新わかめ。外川屋館主の外川晴信さんが丹精込めて育てた新わかめをしゃぶしゃぶでいただいた。毎年、1,2月に民宿外川屋に泊まり、多くの方々と旧交を温めながら、酌み交わす酒と魚介料理、とりわけ自慢のわかめのしゃぶしゃぶは訪れる私たちの最大の目的であった。飴色にも近い透き通った新わかめを箸でつかみ、魚だし、牡蠣だしの平鍋にゆーくりと「の」の字を描く。わずか0.87秒で色は変わる。今度はきれいな真緑の輝く姿に。

すっと、ポン酢しょうゆか酢醤油に膝だけを漬け口に滑り込ませる。至福である。今度はべっ甲いろの茎を入れてみる。今度は2.0秒間出汁にくぐらせ、歯で噛み切る。食感こりこり、わかめの旨味が口いっぱいに広がる。この驚きを味わう旬は今である。是非にご賞味をいただきたい。500gを1,000円でお分けしています。